皆様こんにちは!
島本の製造部の明太子マンこと藤田でございます。
毎日の光景ではありますが、本日も明太子を製造しております。
今回ご紹介するのは「漬込み」のお仕事。
まずはこちらをご覧くださいませ。
漬込み作業のワンシーンでございます。
じつに色とりどりでしょう( ̄▽ ̄;)
無着色で自然なものになりますので、
お味は一緒でもこのように様々な系統の色がございます。
先端が緑色っぽいものもございます。
これは胆汁が卵巣に付着したもので、
国産原卵特有のものでございます。
このようにバラエティに富んだものを、
計量の段階で1製品ごとに色を揃えて入れて参ります。
形がボコボコしているのは、
漬けダレが浸透しやすいように揉みほぐした証でございます。
これは漬けダレを吸収すると、ふっくらまんまるになります。
たっぷりと秘伝の漬けダレを注ぎ、
ふっくらまんまるになるのを待つのでございます。
島本が使用している北海道産のたらこは、
なんと1日で漬けダレを吸収します。
まさに吸収男児でございます。
いや、吸収女児かもしれませぬ。
最近は女子も力強い方が多ございます。。。
はいっ!失礼いたしました。
たった1日で吸収するということは、
国産の加工方法である、
無凍結で塩たらこに加工する工程だからこそできるもの。
粒子の1粒1粒がしっかりとしている証でございます。
島本の漬けダレは、
北海道産たらこの素晴らしさをしっかりと味わって頂くため、
上品でシンプルな味付けでございます。
それだけに、仕上がりのブレも大きく不良率も高くなってしまいますが、
それよりもなによりも、
皆様に美味しい辛子明太子を味わって頂きたい一心なのであります。
そのような熱い想いを込めて
今日も上質のたらこを漬け込むのでしたとさ。