/ 島本からのお知らせ

一網一網に想いを込めて|いつの日も変わらない想いとこだわり

  「国産」には理由がある

鮮度が生み出す美味しさ
輸入物の卵と国産の卵、最近では技術も進み、輸入の卵の品質も確かにあがってきている。しかし、決定的に違うのは、塩漬けのタイミング…凍結した卵ではなくスケソウダラのお腹から切り出し、鮮度を保ったまま、塩打ちして「たまごの旨み」を閉じ込める工程があるからこそ、卵の自然なプチプチ感と抜群の旨みが作られる。かたくなに国産にこだわるのは、獲れたての卵を1度も凍結せずに塩たらこにすることが、たらこ本来の旨みをもった辛子明太子に仕上げることができると信じているからこそ。鮮度が生み出す美味しさを、ぜひ味わってもらいたいという漁師さんと島本の願いから生まれたこだわりだ。

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同じ日本の人が作ってくれている
スケソウダラの漁場は厳冬の北海道。荒れる海の上で、漁師さんは魚を捕る。浜に上げて魚から卵を取り出すのは女性の仕事、多くはその家族だったりする…水でぬれた床に、長靴ひとつで立ちっぱなしの仕事は、けっして楽ではない…しかも、港には昔のような活気はない。若者は仕事がなく都会に出ていってしまう…日本の一次産業を取り巻く現実は本当に厳しい…私たちが国産の卵を使わなくなってしまったら、港で働く人々の仕事や生活はどうなってしまうのだろうか…国産を使い続けることで、その一助になれるのではないか…同じ日本人として、日本の人々のために役に立っていくのではないか。

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伝統を守る
国産の美味しさを、子供たちにも伝え、残していくために、輸入物よりも卵の価格が高くても、仕事が成り立つようにして残していかなければならない。
国産の美味しい卵の味を伝えていかなければならない。

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(通販カタログ2015夏より)